学会長挨拶 |
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2011年に第30回の本学会を新潟の地で開催してから10年が経過し、2021年9月4日・5日に第40回関東甲信越ブロック理学療法士学会を同じ新潟で開催する運びとなりました。第30回の学会では、準備委員長としての拝命を受け、テーマを「基礎と臨床のかけ橋」とし、基礎と臨床での活動が連続線として成り立つような方向性を議論しました。そして、第40回の学会では、第30回の内容を受けながら、テーマを「専門性の追求 ─ 今、求められるもの ─」とします。 2025年度を目途に地域包括ケアシステムが確実に進んでいく中で我々の職域の比重も医療・福祉・介護サービスから地域・在宅へと大きくシフトしています。拡大する職域と職務の多様性の中で、今の時代・社会に求められている理学療法(士)の専門性とは何か、多職種連携に求められている専門性とは何か。あれから10年、基礎と臨床はどのような連続線を描くことができたでしょうか。われわれが目指す専門性と求められる専門性について参加者の皆さんと討議し、「今、求められている理学療法(士)像」とは何かを探り、さまざまな期待に応えられるような提案ができればと考えております。 本学会は、通常の対面式での開催に加え、365日勤務体制等でやむなく参加できない方でもWebを利用したオンラインでの参加が可能なハイブリッド型の新しい開催方法で行います。特別講演、教育講演をはじめ、一般演題発表や企業発表など盛沢山な内容を予定しております。本学会において、参加者の皆さんが研鑽と交流を図り、次のステージに繋がる充実した学びの場になることを願っております。 2021年9月、多数の皆様方のご参加を、新潟県士会員一同心よりお待ち申し上げます。 |
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